物盗られ妄想の母の事。1
新年早々に、怒りを感じていた事。
それは母に対して。
私の母は76歳位になるのですが、もう10年以上前からどうやら物盗られ妄想があるようなのです。
母は昔から気が強く激しい人で世間の常識は気にしない自由を好む人。
父が53歳で亡くなってから、53歳の母は年下の男性を私達の実家に住まわせ、気ままに生活していました。
その生活も10年近くなると、相手の男性も我が物顔で家で振る舞うようになり、いろいろと問題が生じていました。
そして、ゴタゴタのすえ、男性とは同居を解消することになりました。
が。
母はその男性に、外車を買い与えていたのですが、同居を解消した際に男性はクルマを持って出ていきました。
当人としては手切れ金代わりだったようですが、母は財産を持ち逃げされたとして、かなりの嫌がらせをしたようで、警察沙汰になっていました。
私はこのようなおそろしい騒ぎには関わりたくなかったので、傍観していたのですが。。
それから、母の周りではいろいろな物が無くなり始めました。
母の言うには、男性が母の留守に家に入り、金目の物を持って行っているのではないか、と。
一緒に住んでいるわけではない私には、何が無くなったのかは全く分かりませんが、あれが無い、これも無いが増えて、警察を呼ぶ事も何度もありました。
そのうちに、それは親しく行き来のある母の姉に矛先が向かいました。
伯母が留守に家に入り、食器や骨董類、着物類を持ち出しては売っているらしい、と言うのです。
伯母の娘、私の従姉がネットオークションで盗品を売りさばいていると。
それまで、私は母の言うことに疑問もなく聞いていましたが、このあたりから少し違和感を感じる様になって来ました。
伯母も従姉も裕福な生活をしており、他人の物を盗む必要はありません。
ましてや仕事も忙しく、休日には旅行に行くので忙しい従姉に、ネットオークションで盗品を売る暇があるのだろうか。。
仮に貧しくても、収入があれば大抵の人は盗むなんてことはしないと、私は思うのですが。
4年ほど前 母とランチに行った 日本平ホテル
ホールの脇の小さな花まで、ステキに生けられていました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。